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ファイザー:もっさり低域。一度目接種ではキレが弱いが、二度目で解像感が増す。若々しさのある音

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小説家であり劇作家、作詞家にして歌手でありコピーライターもとマルチな領域で80〜90年代に活躍した「中島らも」氏。 氏は80年代より朝日新聞(大阪版)にて人生相談「明るい悩み相談室」を執筆。当時、読者から寄せられたら「 祖母が焼きじゃがいもに味噌をつけて食べると死ぬと言いうが本当か? 」という相談に対し、「 本当です、高確率で”いずれ”死ぬ 」とジョークで返すも、真に受けた読者から異論・反論が殺到したそうです。   ・・・さて、昨今の新型コロナウィルスに関するワクチン接種においても、これに似たものを感じます。効果やリスクに関しては様々な意見があるのは承知していますが、ようやく私と嫁さんもファイザー1回目の接種をうけてきました。 札幌市は全国平均よりやや遅れており 、やっと、という感じです。 ・ファイザー:もっさり低域。一度目接種ではキレが弱いが、二度目で解像感が増す。若々しさのある音 ・モデルナ:回数や患者を問わず素直に鳴らしてくれる。優等生的な特性だが音域の広がりはファイザーに軍配か ・アストラゼネカ:S/N比と歪みのバランスが良い。一度目の弦楽器の生々しさに唸った — 長井ずみ (@zumix30contacts) 2021年6月23日 接種すると5G通信ができるようになるとの話は、流石にデマにも程がありますが、私が目にしたあるネット情報で最もツボったのは、上記のTwitterに投稿されたネタ。真のオーディオ趣味人は接種ワクチンもチョイスするのですね(笑)。  ファイザー民の私は低みの見物をさせていただきます・・・。〔了〕 【参考サイト】ワクチン接種後に亡くなった人々は何をしていたのか?具体例を紹介(NEWSポストセブン) 「ワクチンを打つことでショック状態などになって直接的に亡くなるケースは少ないですが、接種が死につながる引き金になる可能性は否定できません。特に持病がある人や高齢の人などは、ワクチンの副反応による体調   PelicanLovers.com 米国PELICAN社のペリカンケースなどハードケース愛好家のためのサイト。ペリカンケースを始めとしたハードケース類や、カメラ関係など趣味系全般サイトです。  

1999年9月11日の興奮、再び。

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CC Photo by Arnet . 22年前、1999年9月10日(金)夜。仕事を終えた私は肌寒い中、札幌市内中心部に当時あった映画館に並んでいました。翌9月11日(土)より日本でもついに解禁となる映画「マトリックス」(初代)をいち早く観るため0時に公開となる先行レイトショーに参加したのでした。 当時の私は風邪気味で、寒い夜に小一時間並んだことで益々、悪化。朦朧としながら並んだものです(苦笑)。しかし映画が始まった途端、体調不良などどこ吹く風とばかりに忘れ去ったものです。強烈な映像美とサイバーパンクな展開に脳が覚醒。    家に帰っても興奮は収まらず。ふと体温計で熱を測ると実に39度(!)の高熱でしたが、そんなことお構いなしに徹夜でレイトショーを観た後は、高熱にも関わらず朝になり次第、新千歳空港行きの連絡バスに乗り込み、羽田空港行きの当時・日本エアシステム(旧・東亜国内航空)便に乗ったのを記憶しています。 体調不良で乗り込んだ飛行機内では当然の如く爆睡。夢の中でも先ほど観た映画「マトリックス」の光景がよぎる、それ程にインパクトのある映画。 忘れもしない、1999年9月11日は、私にとってそんな1日でした。   そして、そのマトリックスが2021年12月に「 マトリックス レザレクションズ 」として新作公開されるというのですから、今からwktkが止まりません!(ネット死語を使うインターネット老人会・・・)。 参考サイト:映画『マトリックス レザレクションズ』オフィシャルサイト。12月公開 12月公開 映画『マトリックス レザレクションズ』オフィシャルサイト。真実の先を知る覚悟はあるか?主演キアヌ・リーブス、空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作の新章!     ・・・ちなみに、そんな体調不良なときに映画だけならまだしも、徹夜明けで東京にまで行ったのかというと、ちょうどこの日が最終日だった「 World PC Expo 99 」(千葉・幕張メッセ)に日本初披露となったiBookを見る為でした(苦笑)。 我ながら今では考えられない行動力・・・若さって凄いね。当時、羽田空港に着いた頃には汗びっしょり、39度もあった熱も一気に冷めたモノです。驚くべき回復力。 夜は池袋のホテルに。ちょうど 池袋通り魔殺人事件 が

ロスレスがスタンダードとなった今、悪貨に良貨を駆逐させてはならない。

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先日の投稿 で、YouTubeで音楽を聴く長女(JC1)にガッカリした事を書きましたが、ちょうどネットで下記の4コマ漫画がバズっておりました。 4コマ描きました。「歴史は繰り返す」 pic.twitter.com/XixxOpnLM7 — su-zuum (@suzuum_marginal) 2021年9月4日 なるほど、長女の心境としてはウザい以外の何物でも無いのでしょうね・・・   団塊ジュニア世代な私は、それこそオーディオのHi-Fi大衆化と共に多感な時期を過ごしてきました。レコードは勿論、FM放送のクリアなステレオ音に感動しつつ、カセットテープでのエアチェック(FMラジオ放送を録音)を経て、デジタル時代到来によるCDの登場、DAT、DCC、MD、衛星デジタルPCM放送、SACD、MP3、そして遂にハイレゾやロスレスのストリーミング配信、と、正に”高音質こそ正義”な時代を歩んでた訳です。   そうした身からすると、音質的に劣るYouTubeで音楽を聴くという行為は、俄かに信じられないのですが、これがウチの娘に限らず、若い世代にはよく見られる行為なのが上記4コマ漫画からも見られます。私の古くからの友人が中学校で教員をしているのですが、彼も同様の事を言っていたのを思い出します。   では、若い世代はなぜYouTubeの音質を聴くに堪えると感じているのか。娘に聞くと、音質の差は感じるものの、それよりも利便性が勝るようです。やはりYouTubeはその検索性や関連する曲や動画へのサジェスト性という点でアドバンテージがあるのでしょうね。確かに Apple Music や Amazon Music HD のUI/UXはお世辞にも良いとは言えませんからね。 結局のところ、どんなに素晴らしいコンテンツを内包していても、そこに辿り着けなければ存在しないとの同義ですから、検索技術を柱とするGoolgle(YouTube)に圧倒的なアドバンテージがあるのでしょうね(実際、Appleは AppleMusic に限らず、AppStoreもPodcastも尽く検索性は悪い)。    せっかくストリーミング配信がロスレスをスタンダードとした今、これに抗う流れへと刻を巻き戻してはいけない、と強く感じる訳であります。〔了〕 PelicanLovers.com 米国PELICAN

全てを飲み込む、Apple。

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今更ですが、 MacBook Air (M1) を購入しました。メモリこそ8GBモデルですが、せめてGPUは8コアにし、ストレージも512GBにしたので、142,780円(税込)となります。   驚いたのがスピーカー音質の良さ。キーボード左右についている内蔵スピーカー、まったく意識せずに何気なく Apple Music で音楽を再生したとき「!」と2度見してしまいました。 低音こそスカスカなものの、伸びやかな高音がビビりも少なく澄みやかに奏でる奏でてくれ、大袈裟でなく音が MacBook Air の上辺りに広がっているような感覚となります。 Dolby Atmosにも対応しているので、いわゆるAppleのいう「空間オーディオ」の再生が可能ですが、こちらは肝心の音源が未だ熟れていない感が否めず。正直、私にはピンと来ませんでしたが、そう遠からずメリットを感じる時代になるのかも知れませんね。期待の技術と言えます。   ときに以前、長女にFOSTEXのフルレンジミニスピーカーと中華アンプの組み合わせで簡易オーディオを与えたものの、結局のところスピーカーセットは使われずに手軽さからiPhoneのモノラルスピーカーでYouTubeの音源を聴いていた時には愕然としたものです。   そんな娘(中1)に今春、新しい iMac 24インチ(M1) を買い与えたところ、このiMacの内蔵スピーカーも音質が良く、ちゃんとHiFiな音がするではないですか。それでいて使い勝手も良い事から、ようやく娘もiPhoneスピーカー音質から卒業してくれました。 ・・・ただ残念なのは、折角システムとしてのスピーカーは良くなったのに、肝心の音源が相変わらずYouTubeメインな事でしょうか。せっかく Apple Music サブスクにも加入し、ロスレス音源で聴けるのに音源がYouTubeではガッカリです・・・   我が家では昨年、嫁さんの MacBook Air (2020 Last Intel) を購入し、今春に長女の iMac (M1) 、そして今回は私の MacBook Air(M1) と、ここ2年で我が家のMacは一新された訳ですが、つくづく思うのはApple製品の満足度の高さ。 Macがあれば、単品のステレオ機器でさえ不用と感じる昨今。すべてをAppleが飲み込んでいく世界