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6月, 2021の投稿を表示しています

かんすぴ盆栽日記 〜 完成試聴編(V7.0)

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FOSTEXの出すDIYスピーカーキット「かんすぴ」を少しずつ弄っていこう、という 連載「かんすぴ盆栽日記」 の第7弾。いよいよ肝心の音を聴いてみることになりました。   採用したスピーカーユニットは前々回にご紹介したように、怪しい中華メーカーであるSOUNDERLINK社の「3'' Full Range frequency Speaker 3 inch 90MM unit with aluminum bullet head」というユニット。AliExpressで送料込み約3,600円(ペア)という激安品です( メーカーのスペック表 )。 AliExpress.com Product - 2PCS/LOT Sounderlink 3'' Full Range frequency Speaker 3 inch 90MM unit with aluminum bullet head kapton Cone   金属製の砲弾型ディフューザーが特徴的なこのユニット。冒頭の写真にあるように「見た目」だけは実にソレっぽい佇まいで中々カッコ良いと思いませんか?   私がAliExpressで購入検討した際は、レビューが約80件で平均4.8点/5点満点と中々の高評価。一通りざっと評価に目を通したところ、低域は然程でないにせよ「中高域は明瞭」との評価が目立ったので買ってみたのですが・・・ ・・・結論を言うと「あまり音が良くない」です(苦笑) 。好みの問題もあるだろうし、私のセッティングがこのスピーカーユニットの性能を引き出せていないだけなのかも知れませんが、少なくとも私はにとっては良い音とは感じませんでした。   まず全体的に音が「引っ込んで」いるかのような、輪郭のハッキリしない音の感じ。音の定位感は其れなりにあるのですが、どうにも音全体が奥まった印象を与えます。 低域はAliExpressのレビューどおり出ておらず(そもそも1.86Lしか無い小型エンクロージャですので、そこは良いのですが)、レビューで高評価だったので期待した中高域の明瞭さに至っては私には艶やかさを感じない粗い音に聴こえました。   例えば音質の良さで定評のあるドイツのレーベル「ECM」が手がけた作品で、私のお気に入りに、米国人ピアニストのキース・ジャレットのライブ盤アルバム「

かんすぴ盆栽日記 〜 ネジ穴補修編(V6.0)

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かれこれ6回目となる「 かんすぴ盆栽日記 」。FOSTEXの出すDIYスピーカーキット「 かんすぴ 」を少しずつ弄っていこう!という連載記事です。 前回の記事にあるように 、スピーカーユニットを交換しようとしたら、交換前のスピーカーユニット( FOSTEXのP800K )装着時のネジ穴と、今回装着しようとしているユニットのネジ穴が近接しすぎて、互いのネジ穴が繋がってしまいかねない問題が生じました。   そこで元々のネジ穴を「木工パテ」で埋めて行こう、というのが今回の試み。・・・なかなか進捗が捗りませんが、ステイホームが続く昨今には悪くない話でしょう。 購入した木工パテは セメダイン社製「木工パテA(タモ白)」(約500円程) 。本当は色のあう「 木工パテA(ラワン) 」を買ったつもりだったのが、間違って選択してしまったようです(苦笑)。とは言え、この機会にエンクロージャ自体の色も変えようと思っていたので、まぁ良いや、と。 穴埋めが終わったら、紙ヤスリで表面を平らにします。パテの説明書を読むとパテで埋めてから24時間以上経過すると、表面の研磨が可能になるとの事。尚、ネジ穴などを開ける場合は、パテ埋めから3〜7日目以降に作業が必要との事。気長に待ちましょう。 前述のように、元々のエンクロージャ表面の色を変更するつもりでしたので遠慮なくヤスリで削ってますが、元の色(木目)を生かしたままにするのであれば硬化後にヤスリがけするのでは無く、(パテの色を合わせると共に)硬化前に付属のヘラで平坦にしてヤスリ掛けは最小範囲に(もしくは不要に)するのが良いでしょうね。   さて表面の色替えですが、塗装はハードルが高いのでウォールシート(壁紙)を用いる事にしました。昨今のリフォームブームもあって様々なウォールシートが出ていますので、好みに合わせてチョイスできます。 私の場合、元々のエンクロージャが持つ風合いから、ほんの少しだけ色合いを明るめにしたい程度だったので、似た色合いの茶系シートを選ぶことに。 ・・・ぶっちゃけた話、この壁紙はダイソーで買いました(苦笑)。   難儀なのはフロントに開けられたバスレフポート部分。ここは切りっぱなしな部分なので、ここを如何にキレイな円形でシートを切るかがポイントですが、私は先にシートをエンクロージャに貼り付けて、穴に指を押し

かんすぴ盆栽日記 〜 スピーカーユニット交換編(V5.0)

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かれこれ5回目となる「 かんすぴ盆栽日記 」。FOSTEXの出すDIYスピーカーキット「 かんすぴ 」を少しずつ弄っていこう、という試みですが、いよいよスピーカーのユニット自体の交換に着手することになりました。   現状は、FOSTEXの8cmフルレンジのスピーカーユニット「 P800K 」(ペアで税別2,600円/2012年当時)を装着。値段を考えると素晴らしい音色なのですが、ここ数年、私が主に好んで聴くネオクラシック系のピアノ曲とかを聴くと、やや澄んだような高域というか、音の解像感や分離に不満が出てきました。 同じFOSTEXの8cm径でグレードアップしようとすると、2021年現在の価格では共に「 FF85WK 」(ペアで税別10,000円)、「 FE83NV 」(ペアで税別10,400円)と一気に4倍の価格。簡素なエンクロージャに、やや不釣り合いな感もします。   もう少し手頃な価格では、音工房Zが出すフルレンジ「 Z-Modena MK2 」(ペアで税別6,000円チョイ)や、そのOEM元となった台湾Tangband社製スピーカーユニットも中価格帯で興味深いのですが、こういう安牌な感じよりも、より"怪しい"中華製ユニットに惹かれてしまう性分です(苦笑)。   購入したのは、冒頭の写真にある、中華メーカー SOUNDERLINK社 製「3'' Full Range frequency Speaker 3 inch 90MM unit with aluminum bullet head」というユニット。AliExpressで送料込み約3,600円(ペア)。 メーカーのスペック表を信じるなら 、砲弾形金属ディフューザの効果で高域の指向特性が向上している(ように)見えますが、果たして。 AliExpress.com Product - 2PCS/LOT Sounderlink 3'' Full Range frequency Speaker 3 inch 90MM unit with aluminum bullet head kapton Cone   届いた商品を見るとSOUNDERLINK製のを買ったのですが、SOUNDHITSのブランド名が付けられた商品でした(苦笑)。AliEx

かんすぴ盆栽日記 〜 バナナプラグ編(V4.0)

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FOSTEXのDIYスピーカーキット「 かんすぴ 」弄りを細々と掲載している シリーズ記事 。 前回の記事「吸音材の追加編」 でご紹介したように、交換用スピーカーユニットが届くまでの間、スピーカーのプラグをバナナプラグに交換する事にしました。   冒頭の写真左が「 かんすぴ 」に標準で付いてくるプッシュ式のターミナル。それに対して今回用意したのがバナナプラグ対応のターミナル。 交換用に用いたのは、 吉本キャビネット株式会社(埼玉県) が展開する自作スピーカーブランド「 BearHorn 」から出ているターミナル。正に「 かんすぴ 」サイズにジャストで適合する 「スピーカーターミナル(2個入)バナナプラグ対応」(税別1,300円) というもので、元々ついているターミナルのネジ穴にもジャストなサイズなので、ポン付けが出来ます。 装着した雰囲気も良い感じです。これでスピーカーケーブルの抜き差しがとても楽になりました。 因みスピーカーケーブルは「Audio Crast」ブランドを展開する中国・深圳にある Shenzhen Crast Audio社 製のバナナプラグ用OFCスピーカーケーブル。1.5mでペア2,300円程な割に凝った作りのケーブルです。 AliExpress.com Product - 1Pair oxygen-free copper audio speaker cable HI-FI high-end amplifier speaker cable Banana plug cable 音質?うーん、ケーブルで顕著な差なんて出ないと私は考えます(苦笑)。変わるとしたら「気分」かな(笑)。なので私は見た目が気に入ったケーブルを購入しています。   以前、オーディオ好きな某大学の工学部教授に訊ねたところ「ケーブルで音質が変わるか?んなモン違わないよ。それ(オシロスコープ)で測っても有意な差なんて出ないのに、それを人間の耳で聴き分けられると思っているのなら、それは傲りだ」と言い放っていたのが印象的でした・・・。 【参考サイト】スピーカーケーブルで音は変わるのか? - デスクトップ・オーディオ道 スピーカーケーブルで音は変わるのか? 前から気になっていて、amazonで何度となく高価なスピーカー

かんすぴ盆栽日記 〜 吸音材の追加編(V3.0)

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FOSTEXのDIYスピーカーキット「 かんすぴ 」を少しずつ弄る 連載記事 。 前回の「インシュレータ編」 で述べたように、インシュレータ装着で設置面への響きは無くなったものの、今度はスピーカーのエンクロージャ(スピーカーのボックス)自体が共振しているのか、低音域でボワボワした響きが気になるようになりました。 無用な響きを抑える為に購入したのが 株式会社光(大阪) の「 高級吸音シートALP200 」。サイズは30cm × 40cmで厚さ2cmのもの。300円程ですが厚みがあってしっかりしたものです。小さなエンクロージャに2cm厚はどうなのか迷いましたが、良い感じで収まってくれました。   BoforeとAfterを交互に比較したのが↓下記の動画 まだ少し残ってますが、ボワボワ感は低減された感じがします。 エンクロージャの共振を積極的に抑えた、というよりは、むしろフロント開口のバスレフ式エンクロージャなので、程よく穴が塞って低音が減ったダケと考えます。まぁ、結果オーライという事で(苦笑)。   次に不満というか物足りないなぁ、と感じてきたのが高音域。私はここ数年、主にネオクラシックのピアノ曲を聴くので、澄んだような高域というか、音の解像感や分離にやや不満が出てきました。 ・・・そうなるとスピーカーユニットを交換したくなる訳ですが、ここに「かんすぴ」が流行らなかった理由があると考えます。なぜなら、入門セットアップで初期に装着する8cmフルレンジのスピーカーユニット「 P800K 」がペアで税別2,600円(2012年当時の価格)なのに対し、同FOSTEXの8cm径でグレードアップしようとすると、2021年現在の価格では共に「 FF85WK 」(ペアで税別10,000円)、「 FE83NV 」(ペアで税別10,400円)と一気に4倍の価格になってしまいますからね。 低域から高域まで忠実な再現性が特徴な前者のFF-WKシリーズ、豊かな中域が特徴でボーカルを艶やかに奏でてくれるFE-NVシリーズと、共に魅力的ではあるのですが、恐らくこれらスピーカーユニットのどちらかを購入すると、いま使っている エンクロージャ(P800-E) がその小ささ故の容量不足で不満が出てくるに違いありません(苦笑)。いや、絶対欲しくなるに決まってる。 「 P800-E 」がペアで税