投稿

2月, 2021の投稿を表示しています

旭川市「オモチャのたもちゃん」、閉店。

イメージ
古くは軍都として栄えた北海道旭川市。市内中心部にある「買物公園(正式名:平和通買物公園)」にある古めかしい玩具店「オモチャのたもちゃん」が2021年3月に閉店するそうです。 1948年3月にオープンというから、実に73年もの間、1代で営業していた老舗。札幌に住む私には直接の思い出はありませんが、2018年8月に旭川市を訪れた際、約20年前に通りがかった時と同じ佇まいの店舗に驚いて撮影したのが冒頭の写真。古き良き昭和な香りが漂う店舗なだけに、惜しむ声が多いようですね。 【参考サイト】旭川で73年「オモチャのたもちゃん」3月閉店(北海道新聞)  【旭川】旭川市中心部の平和通買物公園で続く玩具店「オモチャのたもちゃん」が3月、73年の歴史に幕を下ろす。店を営む金子影子(えいこ)さん(88)は長年、地域の子どもたちに夢を与え続けてきた。一緒に切...           老舗の玩具店といえば、札幌市内中心部・狸小路商店街にある「中川ライター店」。1902年に創業し、実に113年続いた中川ライター店は、閉店する2015年1月12日に 全国区のニュースとなった程 。地元民で無くとも、観光で札幌に訪れた人も独特な雰囲気で記憶している人が多いようですね。   中学〜高校〜大学と、市内中心部に行く度に立ち寄っていた中川ライター店でしたが、不思議と何を買ったのか記憶にありません。もしかしたら、何も買ったこと無かったのかも、、、とさえ思う程。 エアガン少年だった当時は、二条市場近く(札幌市中央区南2条東2丁目1-3)にあったモデルガン/エアガン専門店「セントラルホビー2」の想い出が強かったかも知れません。 ・・・とは言え、そのセントラルホビー2も、気づけば閉店していました。それも20年前くらいでしょうか。西部のガンマンが集う酒場をイメージした造りの店舗は趣きがあって良かったのですが、残念なことに1枚の写真も手元に残っておらず。   私が写真を好きなのは、その時代の雰囲気や記憶をアーカイブしてくれる点。たとえ鮮明で無くとも朧げな記憶を補完するには写真ほど有効なものはありません。 いま当たり前にあると思っていた光景も、なにかのきかっけに跡形もなく消えてしまう日常。そんな日常をこれからも撮り続けたいと考えます。〔了〕 Pel

シカを求め、支笏湖へ。

イメージ
ここ暫く、老舗の 写真共有サイト「Flickr」 を眺めていて気付くのは、以前にも増して新型コロナ以降は自然や動植物に関する写真が増えてきた事です。 従来は街中の洒落たカフェでの寛ぎやバーでの楽団による音楽演奏、更には祭り等の各種イベントといった人々が息づく様子を撮った写真が多く見られましたが、ステイホームとソーシャルディスタンシングが続く昨今ではそうした撮影機会も減っているのでしょう。 代わりに増えたのが超望遠で撮影された野生動物の姿。そんな野生動物の写真を観ていたら私も撮りたくなって札幌から1時間程の距離にある支笏洞爺自然公園に向いました。 私見ですが、シカがハンターに好んで撃たれるのは、シカはこちらの気配に気付いても逃げようとせずに立ち留まる為と考えます。 彼らはとても早い段階からこちらの存在に気付くものの、一定距離を保つと安心するのか動こうとしません。近づくとシカは距離を空ける為に移動するものの、再びピタっと制止してこちらを見つめます。 おかげで写真も撮りやすいのですが、これでは「撃ってくれ」と言わんばかり。   私が撮影する場所は支笏湖畔の周辺。 ちょうど湖畔に面した絶壁によく見かけるのですが、ここは落石防止フェンスがあってスグ近くに居ても撮影ができません。 私はスノーシューを履いて、 その裏側を回るように山に入っていく 訳ですが、正直言って安全な方法では無いので推奨できません。単独で山に入って、それも登山道では無いルートですから、完全なる自己責任ですね。   この日も朝から山に入りシカの姿こそ確認できたものの、曇り空で日差しが無く、暗くどんよりした写真に仕上がってしまっています。 レンズ絞りはf8.0付近のため、日差しが差し込めば被写体であるシカの毛並みであったり、陰影による立体感とかが表現できるのでしょうが、いかんせん曇り空では平面的な描画になりがち。 野生動物の撮影って本当に難しいですね。・・・精進します。〔了〕 PelicanLovers.com 米国PELICAN社のペリカンケースなどハードケース愛好家のためのサイト。ペリカンケースを始めとしたハードケース類や、カメラ関係など趣味系全般サイトです。  

400mmで"射抜く"世界

イメージ
以前の記事でもご紹介しましたが 、私の住む札幌の近くの恵庭市で野生のオジロワシに遭遇できます。 ここ数年、越冬の度に飛来しているようですが、以前に遭遇した時は、少しでも近づくとヒラリと空高く優雅に飛んでいってしまい、なかなか写真に納める事が出来ませんでしたが、ようやく満足のいく倍率での撮影に成功しました。 ・・・きっとオジロワシとしても私がカメラを抱えて迫ってくるのを見て「アイツしつこいなぁ」とウンザリだったのかも知れません。   今回用いたのは我が家で最も高倍率なズームレンズ「 SIGMA 120-400mm f4.5-5.6 DG OS HSM 」。2008年にリリースされた古いレンズですが、ピントピークのシャープさと強力な手ブレ補正、高速な超音波モーターという利点を活かして野生動物の撮影には重宝します。   ボディはAPS-C機の Canon 7D Mark II 。素早く正確なAFと毎秒10コマの高速連写が特徴の頼もしい愛機。冒頭のオジロワシや、上記のキタキツネもこの組み合わせで撮りました。 APS-Cなので換算190〜640mmという望遠域になり、昨年末に投入したミラーレス機のEOS Rに装着した SIGMA 70-200mm f2.8 EX DG HSM と併せて運用することで、ちょうど70〜640mmを隙間なくカバーできます。   一般的な200mmを超えた先に見えてくる、400mm望遠の世界。まさに被写体を「射抜く」ような撮影が出来るのが面白いですね。〔了〕 関連記事:オジロワシとレンズの純正/非純正 翼を広げた姿は約2mにも達し、鋭い眼光と抉るようなクチバシ、そして白い尾を持つ「オジロワシ」。絶滅危惧種として1970年に天然記念物に指定されています。   PelicanLovers.com 米国PELICAN社のペリカンケースなどハードケース愛好家のためのサイト。ペリカンケースを始めとしたハードケース類や、カメラ関係など趣味系全般サイトです。  

ハドソンの想い出

イメージ
「ハドソン」というファミコン黎明期に活躍した会社をご記憶の方も多いと思います。今回はそんなハドソンについて。 私の住む札幌と縁の深いハドソンは、その創業者が熱狂的な鉄道マニア、それもC62蒸気機関車のファンだったという事で、郵便番号が062で始まる札幌市豊平区に会社を構えたというのは有名な話です。 当初はアマチュア無線の店「CQハドソン」としてオープン(1973年)。その後、パソコン販売やパソコン向けゲーム開発を手掛けるようになり、1983年に初代ファミコンが登場後はブーム黎明期を支えたゲームソフト開発会社としての頭角を表します。   ちょうどファミコン世代のアラフィフな私、小学生当時に雑誌コロコロコミックを通じて日本中に喧伝された高橋名人などの活躍が、同じ札幌市内の小さなベンチャー企業から発信されていた事に衝撃を覚えたものです。 当時CQハドソンの店舗があったハドソンビル(旧「平岸グランドビル」を当時はハドソンビルと名乗っていた。現在は建て替えられて「 第3平岸グランドビル 」が建つ)には同社のシンボルマークである大きな蜂のマークが掲げられていました。 後に隣接する「平岸グランドビル本館」にも事務所を構え、更に1992年には札幌芸術の森アートビレッジ(という名の区域があるのです)に「ハドソン中央研究所」を設立。掲載の写真はいずれも当時ハドソン中央研究所だった現在の建屋です。 ハドソン中央研究所が一躍有名になったのは、NHK総合「新・電子立国」第4回「ビデオゲーム~巨富の攻防~(1996年1月21日)」の放送。 この番組では、ハドソンが地方発のベンチャー企業成功例として紹介され、中でも創業者がハドソン中央研究所内に設けたミニSLが構内を走り回る姿が話題となります(現在の写真でも建屋の右上にアーチ状にのびるミニSLの線路が伺えます)。 当時、ハドソン中央研究所ではNECとの共同開発で次世代ゲーム機PC-FX等を手掛けていた時期でもあり、商売的にも技術的にも絶頂期だったと言われています。 そんなハドソンですが、1997年にメインバンクの北海道拓殖銀行が破綻後は資金繰りが急速に悪化。程なく競合コナミの傘下となり、2012年にはハドソン名そのものが消滅するに至ります(元々ハドソンはコナミのアーケードゲームをファミコンに移植開発したり関係は深かったそうです