ACK-E6の中華コピー、いまいちダメだった件

LP-E6 Dummy Battery ($15).

キヤノンの一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用の外部電源ケーブルキット「ACK-E6」がプレミア価格となって久しいです。税別定価10,000円の商品が、新品22,000円ほど、中古でも14,000円ほどの値付けがされています。


これはメーカーのキヤノン側が既に販売終息としてしまった為ですが、元々「ACK-E6」は「AC-E6N(定価税別9,500円)」と「DR-E6(定価税別4,500円)」をセットとして販売されていたもので、現在ではそれぞれを別々で購入する必要があり、合計・税別14,000円と、以前のセットに比較すると割高感が否めません。

AC-E6NとDR-E6の組み合わせ



また、プレミア価格がついている理由は他にもあって、動画撮影が活発に行われる昨今の時流から純正品の欠品が続き、当記事の執筆(2020年12月)時点でも納期2ヶ月以上というバックオーダーを抱えている状況(新型コロナの影響でサプライチェーンが影響を受けたという理由からも生産が鈍っているらしい)。


とは言え、いつまでも待ってもいられないので、愛用の一眼レフカメラEOS 7D Mark2の外部電源ケーブルとして、キヤノン純正品に変わる中華製パチモンを購入してみました。

結論を言うと、EOS 7D Mark2でも基本的には使えるものの、一部の動作時にエラーとなりカメラが強制終了される不具合を確認しています。また、ミラーレスのEOS Rでは(同じバッテリー形式なのに)対応しませんでした。(後日談:どうも接触が悪かったようで、EOS Rでは問題なく使えることが確認できました)

 

DR-E6の中華コピー品




購入したのは中国ZHENFA New Energy Science & Technology社のダミーバッテリー、聞いて驚け、僅か$15(しかも送料込!)。この製品の特徴は純正品と違い、AC電源では無く、USBモバイルバッテリーで動かせること。5V・2〜4A の入力電源を8.4Vに変換してカメラ側に送るというもの。


早速、EOS 7D Mark2で試してみたところ、写真(ファインダー撮影)/写真(ライブビュー撮影)/動画(ライブビュー撮影)ともに基本的には問題なく利用できました。

・・・が、なぜかストロボを用いた撮影時にはシャッター幕の途中でカメラ側がエラー表示となってハングアップしてしまいます(=とても精神衛生上よくないハングアップの仕方)。電源を2.4Aのモバイルバッテリーから、2.1AのUSB電源アダプターに変更しても不具合は解消されませんでした。

また、EOS Rでは全く動作しませんでした。EOS Rは、この中華パチモンがコピー元としたACK-E6で動くカメラなので理屈の上では、この中華パチモンでも動いて然るべきですが、そう上手くは行きません・・・原因は何だろう?


色々調べてみると、どうも供給するアンペア(電流量)が不足しているようで、モバイルバッテリーをEOS Rの外部電源として運用した長時間撮影したい人は、下記のようにUSBケーブル部分が二股になって両方から2Aの電流を流し、計4Aにしないとダメなようですね。(後日談:4Aにしてもダメでした)

DR-E6の中華コピー。USB端子が2つある。

 

私が購入した中華パチモンも、USB二股ケーブルを用いて両方を2Aとして、計4Aにしたら、もしかしたら7D Mark2も動作が安定したり、EOS Rでも動作できるようになるかも知れません。(後日談:USB二股ケーブルで2A+2A=4Aにして試したのですが7D Mark2でのフラッシュ撮影時にはエラーでダメでした)

いま手元に二股ケーブルが無いため、又の機会に試してみたく考えます。〔了〕




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