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TRIO LS-3000 と KA-3300 の組み合わせ

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そういえば一時期、我が家に「TRIO(トリオ)」のオーディオ機器がありました。 ・・・ときに、皆さんTRIOなるオーディオブランドをご存知でしょうか。   「TRIO」は、現在の「JVCケンウッド」の前身にあたります。歴史を追うと、(有)春日無線電機商会 → TRIO → KENWOOD(ケンウッド) → JVCケンウッド という道のりになります。 ※もしかしたら、今どきの若者は「ケンウッド」すら認知していないかも知れませんね・・・   このTRIOが1975年に「SYSTEM Kライン」として(アンプやスピーカーがセットになった)システムコンポとしてリリースしたものに「SYSTEM K55」があります。   上記画像の左「SYSTEM K55」の構成は、 (1) KA-3300 ・・・ アンプ (2) KP-3000G ・・・ レコードプレイヤー (3) KT-3300 ・・・ AM/FMチューナー (4) LS-3000 ・・・ スピーカー の4構成となっております。 上記構成のうち(1)のアンプ KA-3300と(4)のスピーカー LS-3000を一時期使っていました。1990年か91年頃に、このTRIO LS-3000 と KA-3300 が"タダ同然"で入手できた為ではあるのですが。 もっとも当時で既に発売から15年を経ており、ガラクタ同然でした。実際、LS-3000 と KA-3300 を組み合わせてCDプレイヤーを接続して鳴らしてみるものの、眠たい音しか奏でてくれません。   一応、スピーカーのLS-3000はちゃんとパワーのあるアンプに繋いであげれば、ボコボコと低音が強く出る面白いスピーカーで、ロックを聴くには面白い(でも私はロック聴かないから、結局使わずに廃棄した)スピーカーでした。 LS-3000で印象深かったのはフロントのスピーカーネットがベルクロで留められていた点です。外す度にベリベリと貧素な音が出ました。 また、一見3Wayスピーカーのようですが実は一番下のがドロンコーン(=スピーカーの体は成しているものの、磁石やコイルは無く配線もされていない。でも付いていると音の伝わる能率が上がって低音域が増幅される働きをするアレ)だった、というのが最近になって分かりました(当時は3wayと思い込んでいたの

「Imagine(イマジン)SS-E10」という黒歴史

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この佇まいを見てどうお感じになるでしょう。暖かみと洗練さが調和した素晴らしいデザインだと思いませんか。・・・私もそう感じた事がありました。実際、買いましたもの。 この「Imagine(イマジン)」こと「SS-E10」は中々に”後味の悪さ”が残る、私にとってのオーディオ黒歴史でした。  「Imagine」はパナソニックが1990年11月に発売したオーディオ・システムの愛称です。いわゆるシステムコンポに近い形ですが、システムコンポがアンプやプレイヤーの他にスピーカーまでセット構成なのに対し、この構成は (1) SA-E10 ・・・ チューナー&アンプ (2) SL-E10 ・・・ CDプレイヤー (3) RS-E10 ・・・ テープデッキ の3点を基本とし、(1)〜(3)をまとめて「SS-E10」として「146,000円(税別)」で売られました。ただし、通常のシステムコンポと異なり、スピーカーは別売で上記写真のデザインを同一にした推奨スピーカーSB-MX30が存在します。 (4) SB-MX30  ・・・ 2wayスピーカー。1台24,000円(税別)×2本=48,000円(税別) つまり、上記写真にある組み合わせを一通り揃えるには、合計194,000円(税別。当時の消費税率3%で計算して税込199,820円)を要する、当時としてもかなり高価な高級機です。 また、これに追加される形で (5) SH-VE10 ・・・ ドルビープロロジックAVプロセッサ (税別 50,000円) (6) SV-E10  ・・・ DATデッキ (税別 116,000円) も発売されています。 (4)〜(6)は他のオーディオ機器(いわゆる単品コンポ)としても想定されているようですが、その統一されたデザイン(=他のコンポと似てない姿)から、この”Imagine”以外で組み合わせるのは((4)のスピーカーを除くと)考え難いです。 また、専用の横型な大型リモコン(今でいうiPad miniを横にした位の大きさ&5〜6倍分厚くしたようなリモコン)で一括制御でき、リモコンにある大きな液晶表示で遠く離れたImagineシステムを完全に制御できる優れものでした。   この「Imagine」はカタログ写真からして、実に優雅で落ち着きのある品格に満ちた、特別な感じのするオーディオ機器で憧れを抱きます

"好きな音"は、"良い音"だ。「リファレンスCD」の巻

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多趣味すぎて毎日が忙しい私ですが、中でも「オーディオ趣味」は古くから取り組んでいる趣味の一つです。 とはいえ、碌な再生環境を持っていませんが、昔から1つ心がけている事があります。それは「自分の好きな音」をちゃんと理解・認識する事です。 その理想とする音が目の前の機器で奏でられているか?を理解していれば、例え高価な機器で無くともオーディオ趣味は豊かになる、と考えるためです。   そんな好きな音を確認する際に用いるのが、いわゆる「リファレンスCD」と呼ばれるもの。皆さんは自分にとってのリファレンスCDはございますでしょうか。 リファレンスCDは、録音状態の良い市販CDの中から自分好みのCDを選べば良いだけなんですが、いつも同じCDの同じ楽曲を聴く事で、異なったオーディオ環境を"主観的"に比較できるツールとなります。 とは言え、どのCDが録音状態が良い(=名うてのレコーディング・エンジニアが手がけているか)を探すのは大変ですから、オーディオ雑誌などの情報が頼りになります。 尤も、私としては聴き慣れた好きな曲から選べば良いのかなと考えます。     私がリファレンス用としている1つがクレア・マーロ(Clair Marlo)の「 Too Close 」という曲。 2003年のリマスタリング版ですが、こんな感じの曲↓  クレア・マーロは日本じゃ無名ですが(・・・正直、私もあまり詳しく知らない)、ニューヨーク出身のネオ・クラシカル・ジャズの女性です。バークリー音楽大学卒の実力派で、伸びやかな歌声と雰囲気がとても好きな、心地よい楽曲です。 上記YouTube音源は「 IASCA(International Auto Sound Challenge Association=国際カーオーディオ競技会) 」が出している(まさに)リファレンス用CDとして、 録音状態の良い楽曲を掻き集めたCD集 から抜粋されています。   少し話が逸れますが、このクレア・マーロは音質への拘りがハンパないミュージシャンとしても知られています。 彼女は1989年に「 Sheffield Lab(シェフィールド・ラボ) 」レーベルから「 Let It Go 」というCDとLPレコードをリリースしますが、このSheffield Labは(1970年代オーディオ