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アトムからビットへ

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紙で拘って使っていたものをデジタルに替える事でパフォーマンスが向上することは多々あります。個人的に大きかった出来事は「手帳」を紙からアプリに替えた事でした。   手帳にはそこそこ拘りを持って、厳選した 本革カバーを愛用 、スケジュール帳もその書き方に独自のメソッドを持って取り組んでいました。・・・が、クラウド同期の利便性から2019年に電子化を決意。以降、多少の不自由さはあれど、電子化の恩恵を感じています。 中でも便利なのは、Apple Watchとの連携。次の予定が迫るとApple Watchがそっと手元に通知してくれるので、その日のスケジュールを記憶しておかなくて良いのは負荷が減りました。 これまでは毎朝、コーヒー片手に今日一日のスケジュール把握と、その記憶を行っていましたからね。いまは記憶違いも無くなり、頭をクリアにして目の前の仕事に集中でき、電子化のメリットを感じています。   そんなフィジカルなものからデジタルへ、---アトムからビットへの適応力は、さすが若い子ども程、柔軟さが発揮されます。 私の長女は絵を描くのが好きで、これまで何本も イラスト用マーカー を買わされてきましたが「色数が足りない」事での表現の制約を取り除くため、今春、 新型iMac を購入。暇を見ては何やら描いているようです。   この日もスラスラと 13年前に撮った嫁さんの写真 を見ながらイラスト化。簡単そうに描く娘を見て、ペンを借りてみるも・・・まるで感覚が全く掴めず。ペン先と異なり目の前の画面に描画されるのは何とも言えない違和感がありますね。かれこれ3年使っているiPad Proのペンシルでさえ、いまだ違和感が拭えない私。 翻って、とくに違和感なくスラスラと描く娘を見ると、適応力と若さは相関関係にあるようでなりません。〔了〕

正しい生き方と坂本龍一という憂鬱

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前回の記事 で、私が2008年頃に有事に備えて「 散弾銃 」と「 ダーチャ(菜園付きセカンドハウス) 」の購入を検討していたものの(東日本大震災などの有事を経て)無意味と感じた件をご紹介しました。 なんともバカげた話ですが、人というのは考えを巡らせる余りに愚かな方向に思考が流れていく事があるのだ(それを後で振り返って赤面しながら自分の愚かさを恥じるプロセスこそ意味があるのだ)と感じる昨今です。   熟考を重ねた挙句にバカげた判断をしたエピソードで私がいつも思い出すのは、坂本龍一氏。 9.11テロ をNYで目にした坂本龍一氏が、瓦礫に埋もれた道路を見て「 ランドローバー を買わなきゃ」と思い立って購入した、という面白ストーリー(某車雑誌で ランドローバー を選択した理由とその頼もしさを嬉々として語っていました)。 そもそも瓦礫の山をパンクせずにゴムタイヤで越える事が何処まで出来るのか、という初歩的な疑問を無視したとしても(ランフラットタイヤ等を用いてパンクせずにある程度の距離を走れたとしても)瓦礫で立ち往生した車たちを ランドローバー の巨体でどう避けて走るのか疑問ですし、もし本気で瓦礫の山となった道路を越えて脱出を試みるなら小型4WDのジムニーであったり、オフロードバイクであったりが現実的な解である事は明らかです。   坂本龍一氏は リベラルな立ち位置から政治的な発言も多い ものの、その多くが実にツッコミどころ多いのも憎めないところ。とはいえ前述のように私が検討だけで終わった「散弾銃の購入」とは違い、さすが決断力とマネーパワーに長けた坂本龍一氏は実行力が違います。    とは言え、坂本龍一氏の音楽についてはYMO時代からのファンのひとりとして、氏が何か音楽以外で発言する度に憂鬱になるのが残念でなりません。 イルカ保護然り、地雷ゼロ然り、ロハスな生活然り、そして脱原発然り・・・。高校生の頃は学生運動に参加していたというから生粋のアクティビストなのでしょうがノイズが多いのは否めません。  正しい(と本人が強く信じる)生き方と、現実との間には深くて暗い川が存在するのだ、とつくづく感じる昨今です。〔了〕 PelicanLovers.com 米国PELICAN社のペリカンケースなどハードケース愛好家のためのサイト。ペリカン

銃は人生を好転させてはくれない

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冴えない中年男性が謎の感染症によりゾンビ化する人々に散弾銃で立ち向かう日本サスペンスホラー映画の傑作「 アイアムアヒーロー 」(2016年:主演・大泉洋)。 パンデミックにより日常が崩壊していく様を描くと共に、最終的には「生」への強い意思と圧倒的な火力を持つ「散弾銃」でサヴァイブする、この2つの存在が強烈な印象に残る作品でした。   以前、私は「40歳になったら散弾銃を買う」を目標にリアルに準備をしていた事があります。ちょうど30代半ばで長女が産まれた際、割と真剣に、これからの混迷した時代を生き抜く事を検討した際(それが経済危機なのかパンデミックなのか戦争なのかは分かりませんが)最悪な事態を想定した時に、人里離れた田舎に武装して籠城する姿が(なぜか)リアリティを持ってイメージできてしまったのです。さながら前述の「 アイアムヒーロー 」のような話ですね。 米国ミリシアのような思想背景は無く、もっとマイルドかつピュアに「有事の際、愛する家族のセキュリティを守る」という意味で、人里離れた「セカンドハウス」と、立て篭もりの為の武装としての「散弾銃」という単純なものでした。   「セカンドハウス」の購入については、どこか人里離れた奥地に小さな建物と庭を購入しようというもの。旧ソ連時代のロシアでは「 ダーチャ 」と呼ばれる菜園つきのセカンドハウスが広く庶民にも普及しており、これが経済的・社会的な危機においても自給自足の食料確保とセキュリティという両面を(延いては社会秩序の安定化を)担保したと言われています。実際、ダーチャは新型コロナのパンデミックにおいても、人との接触を有効的に避けて巣籠もりができ、重宝されたそうです。   そうした菜園つき「セカンドハウス」と「散弾銃」があれば、これから先、どのような極度に混迷した時代においても籠城できる、と考えた訳です(当時は未だ東日本大地震も原発事故も、そしてパンデミックも未経験な頃です)。 現在、40代後半となった私ですが、その後「散弾銃」も「セカンドハウス」も買いませんでした。何故なら(というか当然ながら)危機に対して孤軍奮闘し戦うよりも、困難時に於いては人々と協力・折衝しあって難局を乗り越える方が余程、生存率を高める現実的な解である、と東日本大地震などその後の災害を通じて理解したからです。  

ファイザー:もっさり低域。一度目接種ではキレが弱いが、二度目で解像感が増す。若々しさのある音

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小説家であり劇作家、作詞家にして歌手でありコピーライターもとマルチな領域で80〜90年代に活躍した「中島らも」氏。 氏は80年代より朝日新聞(大阪版)にて人生相談「明るい悩み相談室」を執筆。当時、読者から寄せられたら「 祖母が焼きじゃがいもに味噌をつけて食べると死ぬと言いうが本当か? 」という相談に対し、「 本当です、高確率で”いずれ”死ぬ 」とジョークで返すも、真に受けた読者から異論・反論が殺到したそうです。   ・・・さて、昨今の新型コロナウィルスに関するワクチン接種においても、これに似たものを感じます。効果やリスクに関しては様々な意見があるのは承知していますが、ようやく私と嫁さんもファイザー1回目の接種をうけてきました。 札幌市は全国平均よりやや遅れており 、やっと、という感じです。 ・ファイザー:もっさり低域。一度目接種ではキレが弱いが、二度目で解像感が増す。若々しさのある音 ・モデルナ:回数や患者を問わず素直に鳴らしてくれる。優等生的な特性だが音域の広がりはファイザーに軍配か ・アストラゼネカ:S/N比と歪みのバランスが良い。一度目の弦楽器の生々しさに唸った — 長井ずみ (@zumix30contacts) 2021年6月23日 接種すると5G通信ができるようになるとの話は、流石にデマにも程がありますが、私が目にしたあるネット情報で最もツボったのは、上記のTwitterに投稿されたネタ。真のオーディオ趣味人は接種ワクチンもチョイスするのですね(笑)。  ファイザー民の私は低みの見物をさせていただきます・・・。〔了〕 【参考サイト】ワクチン接種後に亡くなった人々は何をしていたのか?具体例を紹介(NEWSポストセブン) 「ワクチンを打つことでショック状態などになって直接的に亡くなるケースは少ないですが、接種が死につながる引き金になる可能性は否定できません。特に持病がある人や高齢の人などは、ワクチンの副反応による体調   PelicanLovers.com 米国PELICAN社のペリカンケースなどハードケース愛好家のためのサイト。ペリカンケースを始めとしたハードケース類や、カメラ関係など趣味系全般サイトです。  

1999年9月11日の興奮、再び。

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CC Photo by Arnet . 22年前、1999年9月10日(金)夜。仕事を終えた私は肌寒い中、札幌市内中心部に当時あった映画館に並んでいました。翌9月11日(土)より日本でもついに解禁となる映画「マトリックス」(初代)をいち早く観るため0時に公開となる先行レイトショーに参加したのでした。 当時の私は風邪気味で、寒い夜に小一時間並んだことで益々、悪化。朦朧としながら並んだものです(苦笑)。しかし映画が始まった途端、体調不良などどこ吹く風とばかりに忘れ去ったものです。強烈な映像美とサイバーパンクな展開に脳が覚醒。    家に帰っても興奮は収まらず。ふと体温計で熱を測ると実に39度(!)の高熱でしたが、そんなことお構いなしに徹夜でレイトショーを観た後は、高熱にも関わらず朝になり次第、新千歳空港行きの連絡バスに乗り込み、羽田空港行きの当時・日本エアシステム(旧・東亜国内航空)便に乗ったのを記憶しています。 体調不良で乗り込んだ飛行機内では当然の如く爆睡。夢の中でも先ほど観た映画「マトリックス」の光景がよぎる、それ程にインパクトのある映画。 忘れもしない、1999年9月11日は、私にとってそんな1日でした。   そして、そのマトリックスが2021年12月に「 マトリックス レザレクションズ 」として新作公開されるというのですから、今からwktkが止まりません!(ネット死語を使うインターネット老人会・・・)。 参考サイト:映画『マトリックス レザレクションズ』オフィシャルサイト。12月公開 12月公開 映画『マトリックス レザレクションズ』オフィシャルサイト。真実の先を知る覚悟はあるか?主演キアヌ・リーブス、空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作の新章!     ・・・ちなみに、そんな体調不良なときに映画だけならまだしも、徹夜明けで東京にまで行ったのかというと、ちょうどこの日が最終日だった「 World PC Expo 99 」(千葉・幕張メッセ)に日本初披露となったiBookを見る為でした(苦笑)。 我ながら今では考えられない行動力・・・若さって凄いね。当時、羽田空港に着いた頃には汗びっしょり、39度もあった熱も一気に冷めたモノです。驚くべき回復力。 夜は池袋のホテルに。ちょうど 池袋通り魔殺人事件 が

ロスレスがスタンダードとなった今、悪貨に良貨を駆逐させてはならない。

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先日の投稿 で、YouTubeで音楽を聴く長女(JC1)にガッカリした事を書きましたが、ちょうどネットで下記の4コマ漫画がバズっておりました。 4コマ描きました。「歴史は繰り返す」 pic.twitter.com/XixxOpnLM7 — su-zuum (@suzuum_marginal) 2021年9月4日 なるほど、長女の心境としてはウザい以外の何物でも無いのでしょうね・・・   団塊ジュニア世代な私は、それこそオーディオのHi-Fi大衆化と共に多感な時期を過ごしてきました。レコードは勿論、FM放送のクリアなステレオ音に感動しつつ、カセットテープでのエアチェック(FMラジオ放送を録音)を経て、デジタル時代到来によるCDの登場、DAT、DCC、MD、衛星デジタルPCM放送、SACD、MP3、そして遂にハイレゾやロスレスのストリーミング配信、と、正に”高音質こそ正義”な時代を歩んでた訳です。   そうした身からすると、音質的に劣るYouTubeで音楽を聴くという行為は、俄かに信じられないのですが、これがウチの娘に限らず、若い世代にはよく見られる行為なのが上記4コマ漫画からも見られます。私の古くからの友人が中学校で教員をしているのですが、彼も同様の事を言っていたのを思い出します。   では、若い世代はなぜYouTubeの音質を聴くに堪えると感じているのか。娘に聞くと、音質の差は感じるものの、それよりも利便性が勝るようです。やはりYouTubeはその検索性や関連する曲や動画へのサジェスト性という点でアドバンテージがあるのでしょうね。確かに Apple Music や Amazon Music HD のUI/UXはお世辞にも良いとは言えませんからね。 結局のところ、どんなに素晴らしいコンテンツを内包していても、そこに辿り着けなければ存在しないとの同義ですから、検索技術を柱とするGoolgle(YouTube)に圧倒的なアドバンテージがあるのでしょうね(実際、Appleは AppleMusic に限らず、AppStoreもPodcastも尽く検索性は悪い)。    せっかくストリーミング配信がロスレスをスタンダードとした今、これに抗う流れへと刻を巻き戻してはいけない、と強く感じる訳であります。〔了〕 PelicanLovers.com 米国PELICAN

全てを飲み込む、Apple。

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今更ですが、 MacBook Air (M1) を購入しました。メモリこそ8GBモデルですが、せめてGPUは8コアにし、ストレージも512GBにしたので、142,780円(税込)となります。   驚いたのがスピーカー音質の良さ。キーボード左右についている内蔵スピーカー、まったく意識せずに何気なく Apple Music で音楽を再生したとき「!」と2度見してしまいました。 低音こそスカスカなものの、伸びやかな高音がビビりも少なく澄みやかに奏でる奏でてくれ、大袈裟でなく音が MacBook Air の上辺りに広がっているような感覚となります。 Dolby Atmosにも対応しているので、いわゆるAppleのいう「空間オーディオ」の再生が可能ですが、こちらは肝心の音源が未だ熟れていない感が否めず。正直、私にはピンと来ませんでしたが、そう遠からずメリットを感じる時代になるのかも知れませんね。期待の技術と言えます。   ときに以前、長女にFOSTEXのフルレンジミニスピーカーと中華アンプの組み合わせで簡易オーディオを与えたものの、結局のところスピーカーセットは使われずに手軽さからiPhoneのモノラルスピーカーでYouTubeの音源を聴いていた時には愕然としたものです。   そんな娘(中1)に今春、新しい iMac 24インチ(M1) を買い与えたところ、このiMacの内蔵スピーカーも音質が良く、ちゃんとHiFiな音がするではないですか。それでいて使い勝手も良い事から、ようやく娘もiPhoneスピーカー音質から卒業してくれました。 ・・・ただ残念なのは、折角システムとしてのスピーカーは良くなったのに、肝心の音源が相変わらずYouTubeメインな事でしょうか。せっかく Apple Music サブスクにも加入し、ロスレス音源で聴けるのに音源がYouTubeではガッカリです・・・   我が家では昨年、嫁さんの MacBook Air (2020 Last Intel) を購入し、今春に長女の iMac (M1) 、そして今回は私の MacBook Air(M1) と、ここ2年で我が家のMacは一新された訳ですが、つくづく思うのはApple製品の満足度の高さ。 Macがあれば、単品のステレオ機器でさえ不用と感じる昨今。すべてをAppleが飲み込んでいく世界

車の荷室にレジ袋フックを装着したら便利すぎた件

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愛車ムラーノ(Z51型)のトランク部分には、標準装備で「ラゲッジボード(ラゲッジ分割機構付き)」があり、ちょっとした買い物の品などを入れておくことができます。ラゲッジボード自体は普段は閉めておくことができ、必要に応じてボタンを押すと跳ね上がり、間仕切りとして使うことができます。 便利なのは、仕切りネットが付いているので入れたものが転がっていかないこと、そしてボードは樹脂製なので濡れたものや汚れたもの、例えば泥まみれになったブーツを立てておく際などにも重宝します。   ただ、レジ袋(コンビニ袋)を入れた際、振動で袋から中身が出たりすることがありました。そこで今回、レジ袋の持ち手を引っ掛けておけるフックを装着してみました。   ごく単純な構成で、ラゲッジボードの天板に穴をあけ、そこにフックを結束バンドで固定するだけ。たったそれだけでもレジ袋の中身が袋から溢れることがなくなり、とても便利です。   また、ラゲッジボードの仕切りネットは簡単に外すことができるため、比較的大きな買い物をした際にも、ひょいっ、と置くことができます。加えて上記画像のように持ち手部分を引っ掛けておけるようにすることで安定して収容できます。   使わないときはパタンと閉じれば良いだけ。もう10年近く乗っている愛車ムラーノ、これまで微妙な使い勝手でいまいち満足度が低かったラゲッジボードでしたが、簡単にフックを追加するだけで便利さが格段に向上しました。 まだまだ愛車ムラーノを可愛がって行きたいと考えます。〔了〕 【関連記事】日産ムラーノに関する記事(一覧) 愛車・日産ムラーノに関する記事はコチラから (blog.PelicanLovers.com)   PelicanLovers.com 米国PELICAN社のペリカンケースなどハードケース愛好家のためのサイト。ペリカンケースを始めとしたハードケース類や、カメラ関係など趣味系全般サイトです。